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野菜・果物の健康維持機能に関する研究動向
 
 2.主な野菜の生理機能

a.2007年研究動向の特徴

野菜には、食物繊維やビタミン、ミネラルなど栄養素の供給源としての役割りがあります。さらに、ガン予防や脂質改善作用、血圧低下作用など生活習慣に基づく疾病の予防効果やメタボリックシンドロームの予防効果があることが、ヒトを対象とした研究でも明らかになってきました。

そこで、2007年1月1日から12月31日までに報告された身近な35種類の野菜の生理機能に関する研究の状況調査を行いました。調査方法は米国の国立医学図書館内のNCBIが公開している文献検索システムPub Medを活用して学術論文を抽出し、ヒトを対象とした個別野菜およびその成分の生理機能を調べました。その結果、2007年のヒト対象研究の動向は、2004−2006年と同様に、大豆および大豆成分に関する研究が最も盛んに行われていました。大豆の次にトマト、ニンニクの順に報告が多く、他にブロッコリー、キャベツに関する報告もありました。

2007年のヒト対象研究の検討項目の中で多いものは、1)血中コレステロール、中性脂肪低下など脂質改善作用、2)ガン抑制(予防)、3)野菜成分を摂取した時、血液中や尿中の野菜に含まれる機能成分の濃度を調べるバイオアベイラビリティ、4)ホルモン関連、5)肝臓機能への影響でした。他に腎臓機能、血圧低下、抗酸化作用、体重(減量)への影響に関する報告もみられました。

一方、動物(ラット(白ねずみ))対象の調査も行いました。2007年はヒト対象の研究と同様に大豆成分、ニンニク成分に関する研究が多くみられました。他に、ブロッコリー、玉ねぎ、トマトに関する報告もありました。検討項目は、抗酸化、脂質改善に関する研究が多く、他に炎症・免疫関連、血糖値改善、ホルモン関連、ガン抑制に関する研究などが報告されていました。

このホームページでは野菜を葉茎菜類、果菜類、根菜類、豆類に分類し、その生理機能に関する新しい研究報告をまとめました。

検索した35の野菜
Artichoke Sweet pepper Soybean Sweet pepper
Asparagus Perilla Corns Broccoli
Pea Gingers Tomatoe Spinach
Pumpkins Potato Eggplant Japanese ginger
Cauliflower Celery Bitter gourd Tossa jute
Cabbage Japanese radishe Carrot Peanuts
Cucumber Bumboo shoot Garlic Lettuces
mushroom Onions Basil Wasabi
Watercress Chicory Mitsuba  
キャベツ、ブロッコリー トマト
玉ねぎ、にんじん 落花生
  1. b. 葉茎菜類
  2. c. 果菜類
  3. d. 根菜類
  4. e. 豆類
  5. f. さいごに(まとめ、文献)
(文責 江頭祐嘉合)


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