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FAQ
 
Q and A

41. 果物を食べると太りますか?

果物など植物性食品を多く食べている人には心臓病、糖尿病、高血圧の患者が少ないことが知られています。一方、果物には炭水化物が多く含まれているので食べると太ると誤解している人がいます。

スウェーデンに住む女性55,459人を対象に行われた疫学調査では、普通に食べている女性では肥満か太り過ぎの人の割合は40%でしたが、果物など植物性食品を主に食べている女性では25-29%でした 1) 。このことは、動物性食品を減らして果物など植物性食品を多く摂取するとダイエットに効果があることを示しています。

アメリカで低脂肪、高炭水化物食と体重の変化について7年以上にわたって追跡調査が行われました 2) 。48,835人の閉経後の女性を対象に調査した結果、低脂肪、高炭水化物食についての栄養指導を受けた人たちは、最初の1年で2.2kg体重が減り、その後穏やかに減少していきました。特に、脂肪の摂取が少ない女性で体重が顕著に減少しました。また、果物や野菜の摂取量の多い女性でも同様な傾向にありました。この研究は、低脂肪、高炭水化物の食事では太らないことを示しています。
アメリカ・ジョージワシントン大学の研究グループは、太り過ぎの閉経後の女性64人を対象に、脂肪の摂取を減らし植物性食品を多く摂取する栄養指導を行って体重の変化を調べました 3) 。その結果、栄養指導を受けた人の体重は、14週間後に平均で5.8kg減少しました。

以上のように、脂肪を減らし果物など植物性食品を多く摂取するとダイエットに効果があります。

参考文献
1) Newby P.K. et al.: Risk of overweight and obesity among semivegetarian, lactovegetarian, and vegan women. Am. J. Clin. Nutr. 81: 1267-1274. (2005)
2) Howard, B.V., et al.: Low-Fat Dietary Pattern and Weight Change Over 7 Years: The Women's Health Initiative Dietary Modification Trial. JAMA. 295: 39-49. (2006)
3)

Barnard, N.D., et al.: The effects of a low-fat, plant-based dietary intervention on body weight, metabolism, and insulin sensitivity. Amer. J. Med. 118: 991-997. (2005)

(文責 田中 敬一)

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