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野菜等健康食生活協議会のご紹介と関連情報
 3.野菜フォーラム2003/12(2003年12月1日・東京赤坂 草月ホール)
毎日、野菜5皿分(350g)と、果物200gを

■ 第一部 基調講演

単独の成分の摂取ではなく、いろいろな野菜を食べ合わせることが大切です。
五明紀春氏 農学博士、女子栄養大学教授
(パネルディスカッションにもご参加いただきました。)

■ 第二部 パネルディスカッション

忙しくても食事を手作りした母が私の手本です。
太田裕美氏 歌手、タレント
野菜本来の味や食感を楽しめる調理を。
松田美智子氏 料理研究家
いろいろな野菜で私たちは未知の栄養素を摂っている。
中村丁次氏 医学博士、神奈川県立保健福祉大学教授
若者は義務的なことの達成が苦手。状況づくりが大事。
吉水由美子氏 伊藤忠ファッションシステム(株)マーケティングディレクター
野菜・果物の重要性を認識し、健康増進に役立ててほしい。
池上幸江氏 薬学博士、大妻女子大学教授

単独の成分の摂取ではなく、いろいろな野菜を食べ合わせることが大切です。
<五明紀春氏 農学博士、女子栄養大学教授>

野菜は、ビタミンや鉄など私たちの体に必要な微量栄養素の供給源として大きなウエイトを占めています。さらに最近野菜の生理機能成分が有効なことがわかってきました。たとえば日本人がよく食べる小松菜やブロッコリーなどは、抗がん成分、免疫能を増強する成分、抗コレステロール成分などを含んでいます。

野菜は動脈硬化、老化、がんを促進する活性酸素の抑制にも役立ちますが、ビタミン以外の抗酸化物質もたくさん見つかっています。また、アメリカで約5,000の研究文献から、野菜・果物ががんのリスクを低下させる可能性が明らかにされています。

しかし、がんに予防効果のある抗酸化物質のひとつを錠剤にして摂取したら、むしろがんが増加してしまったという、フィンランドの研究結果があります。このことは、がんの予防には、単独の成分のみの作用ではなく、野菜・果物に含まれるさまざまな成分の複合的な作用が必要であることを示していると考えられます。

野菜の成分は奥が深く、今後一層の解明が進むでしょう。さまざまな成分が体内で有効に働くように、たくさんの野菜をいろいろ食べ合わせることが重要です。

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忙しくても食事を手作りした母が私の手本です。
<太田裕美氏 歌手、タレント>

子どもの頃は野菜嫌いでしたが結婚して妊娠した時、私がちゃんと食べないと赤ちゃんに栄養が行かないと実感。野菜が必要だとわかると自然と食べられるようになります。うちでは朝のモリモリサラダが定食。子どもが嫌いな野菜も餃子に入れたりします。きちんと手作りした母のように私も子どもに食べさせたいです。

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野菜本来の味や食感を楽しめる調理を。
<松田美智子氏 料理研究家>

野菜のおいしさがわかって食べたくなる調理法として、軽く塩と油をからめグリルで焼く野菜焼き、だし汁で根菜を煮込む牛肉少しの和風シチュー、鍋物などはいかがでしょう。生野菜サラダも熱々のドレッシングだとかさがぐんと減って食べやすくなります。

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いろいろな野菜で私たちは未知の栄養素を摂っている。
<中村丁次氏 医学博士、神奈川県立保健福祉大学教授>

 私たちは全ての栄養素を知り尽くしたわけではない。浅知恵だったと後悔した栄養学の歴史が何度もある。野菜は、遺伝子に異常をきたしてがんを発生させる過酸化物質を防ぐ抗酸化作用を持つ最大の食物だとわかってきました。多彩な野菜を食べることで未知の栄養素を自然に摂っていることをもっと認識すべきです。

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若者は義務的なことの達成が苦手。状況づくりが大事。
<吉水由美子氏
伊藤忠ファッションシステム(株)マーケティングディレクター>

若い人たちも野菜が必要なことは知っています。でもどうやって摂ったらいいかわからない。ただ、与えられた物から選ぶのは得意です。そこで、1.仲間や家族で楽しい「共食」、2.ゆっくり、まったり食べる「スローライフ気分」、3.野菜の収穫イベント参加など喜びのある「手作り気分」をキーワードに、結果的にたくさん野菜を食べちゃう状況を作ってはいかがでしょうか。

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野菜・果物の重要性を認識し、健康増進に役立ててほしい。
<池上幸江氏 薬学博士、大妻女子大学教授>

 きょうのフォーラムで、野菜・果物の個々の生理機能成分が生活習慣病予防に働くこと、いろいろ食べ合わせることの大切さ、野菜をおいしく味わう調理法、家族での食事の重要性などご理解いただけたのではないかと思います。野菜・果物をもっと食べて、ぜひ健康増進にお役立ていただければと思います。


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