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| 2.野菜フォーラム2004/12(2004年12月6日・東京銀座ヤマハホール) |
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| 野菜と果物のある元気な食卓を |
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■ 第一部 基調講演
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■ 第二部 パネルディスカッション
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十分な野菜と果物を摂ることによって、健康寿命を延ばすことができます。
<板倉 弘重氏 医学博士、茨城キリスト教大学教授>
健康で長生きをするためには、日頃の心がけが大事です。
近年、がん、脳血管障害、心臓病などの生活習慣病が問題になっています。現在、行われている健康診断や成人病検診というのは、主に病気を見つけようとするものですが、それよりも健康を維持していくにはどうしたらいいのかを、もっと真剣に考えていかなければなりません。年々増えている糖尿病とその予備軍の方には、エネルギー制限をしながら、食物繊維を十分に摂って、抗酸化物を摂取していくことが必要です。
低エネルギーで食物繊維を豊富に含み、抗酸化物質の多い食品は何かというと、その代表的なものが野菜です。キャベツやブロッコリーに含まれるイソチオシアネート、アブラナ科野菜のファイトエストロゲン、アスパラガスのフラクトオリゴ糖、たまねぎの硫化アリルやケルセチンなど、野菜にはいろいろな成分が含まれています。これらは栄養機能以外の特異的な生理機能として体内で働き、免疫機能を高めてくれる作用をもっています。
その人の体質に応じて、十分な量の野菜や果物をバランスよく摂っていれば、あえて栄養補助食品に頼らなくても、健康を維持することができるのです。 |
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野菜・果物の重要性を知り、社会全体で多く摂る工夫をすることが必要です。
<丸井 英二氏 保健学博士、順天堂大学医学部教授>
古くから中国には「医食同源」、韓国には「身土不二」という言葉もありますが、食生活全体が変化している日本では、実現がむずかしいようです。生活、習慣、家庭、親子関係といったところで総合的に、野菜や果物を摂る工夫をすることが必要でしょう。次の世代には野菜・果物を食べるのが当然という環境をみなさんでつくっていくことが大事ではないでしょうか。 |
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毎日摂っている野菜料理にもう1皿分足すことで、不足分が補えます。
<赤堀 博美氏 管理栄養士、赤堀料理学園副校長>
運動会のお弁当まで買って持たせる親御さんもいるなど、野菜を調理することのハードルが高くなっています。子どもたちの嫌いな食べ物の中に野菜が入ってくるのは、普段食べ慣れていないためでもあります。簡単に取り出せる常備菜を一つ用意しておくだけでも、野菜を補うことができます。食習慣をもう一度見直していただきたいです。 |
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野菜・果物を食べることで多くの未知成分も摂取できます。
<梅垣 敬三氏 薬学博士 、(独)国立健康・栄養研究所 健康影響評価研究室長>
野菜・果物の摂取が病気予防につながることは、研究データで示されています。しかし、野菜・果物の中のどの成分がよいかはわかっていない部分も多く、既知の成分以外の未知成分が優れた機能を持っている可能性もあります。サプリメントでは過剰摂取の危険もあり、有効な成分を満遍なく取り入れるには、食材から摂るのがいちばんです。 |
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適度な運動とバランスの良い食生活が大切です。
<谷川 真理氏 マラソンランナー>
マラソン選手にとって、運動・栄養・休養の3つのバランスは非常に大事です。私は、食品標準成分表など見ながら自分の体は自分の納得したもので作りたいと思っており、野菜を多く摂ることも心掛けています。例えば、惣菜のごぼうサラダにキャベツやブロッコリーを混ぜたりといった工夫も実践しています。運動をすると、食べ物がより美味しくなります。適度な運動とバランスの良い食生活で健康を保ちましょう。 |
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文化的なことも含めて、食べることの楽しみ方を広く伝えていきたい。
<三保谷 智子氏 雑誌「栄養と料理」編集長>
最近は、主食と汁物、主菜、副菜があるというような日本人の食卓の基本パターンが身に付いていない方が多いようです。野菜や果物の摂り方は、いろいろな手段を取り入れて、ケース・バイ・ケースで伝え続けることが必要かと思います。何かを食べて健康になるということは重要ですが、食べること自体の喜びや楽しみも広げていただきたいです。 |
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