f. メタボリックシンドロームと野菜摂取の関係
2005年、わが国ではメタボリックシンドロームについての診断基準が出され、肥満とくに内臓脂肪蓄積によって生活習慣病が重なることが明らかにされました。一般の方々の間にも関心が高まり、また国民健康・栄養調査にも取り上げられるようになっています。メタボリックシンドロームの診断基準はわが国、WHO,米国では異なっていますが、いずれにしてもこれまで以上に肥満に対する疫学研究が進みそうです。
2006年にはメタボリックシンドロームと食事パターンの関係についてのレビューが発表されています。野菜や果物摂取との直接的な関係は確認されてはいませんが、野菜や果物、精白しない穀類などを中心とする食事ではメタボリックシンドロームのリスクが低下することが示されています。
2007年になるとメタボリックシンドロームと肥満に関連する疫学研究が急激に増えてきました。ここではその2つを表10に加えています。また、表には加えませんでしたが、子どもの肥満に関連する食事因子や家庭環境などに関する論文も発表されています。両親が肥満である、ファーストフードや果物ジュースやソフトドリンクをよく飲む子どもでは肥満になりやすという研究もありました。成人についても単に食事因子だけではなく、喫煙、教育レベル、家計なども肥満に関連していることが明らかにされています。
| 研究番号 |
発表年 |
研究名 |
対象者数 |
観察期間 |
結果の概要 |
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2006年 |
総説 |
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野菜や果物の多い食事パターンではリスク低下 |
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2007年 |
総説 |
ベジタリアン
研究:48 |
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34の研究では非ベジタリアンに比べて体重が低い |
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2007年 |
観察研究 |
米国 |
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米国の食事指針から食事パターンから全粒穀物と果物・野菜の摂取増加、総脂肪・飽和脂肪酸の抑制は、ウェスト周囲径、血糖値、TG、血圧などと逆相関 |
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