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健全な食生活における野菜・果物の重要性
 
 1.野菜・果物の栄養成分と消費実態

a.日本人は野菜・果物をたっぷり食べているのか?

日本人が1年間にどのくらい野菜や果物を消費しているかを農林水産省の食料需給表(1)のデータで、世代別の摂取量を厚生労働省の国民健康・栄養調査(2)のデータで見てみました。

食料需給表の消費量(供給純食料)は、毎年わが国の主要な農産物の生産量、輸入量、輸出量などに基づいて、国民1人が1年間に直接利用した量を示したものです。キャベツの芯やみかんの皮など、廃棄される部分は含んでいません。図1は野菜の消費量、図2は果物の消費量を示したものです。野菜の消費量は徐々に減少しています。果物の消費量は横ばい傾向です。

図1

野菜消費量の推移(1人1年当たり[消費量 kg/年・人]

図1

資料:「平成18年度食料需給表」(農林水産省)

図2

果実類消費量の推移(1人1年あたり)[消費量(kg/年・人)]

図2

資料:「平成18年度食料需給表」(農林水産省)

図3図4では世代別にみた野菜と果物の摂取量を比較してみました。厚生労働省が例年11月のある1日に家庭の食事について15,000人くらいを対象として調査した結果です。

60歳代がもっとも野菜や果物を摂取していることが分かります。この年代は日本人の健康を保つために重要と考えられている豆類(豆腐などの加工品も含む)、魚介類なども多く摂取しています。もっともよい食生活をしているのは60歳代以上の日本人といえるでしょう。一方、20代や30代などでは目標量の7割、5割しか野菜、果物を食べていないのです。

図3

世代別にみた野菜摂取量(1人1日あたり) [g(グラム)]

図3

資料:「平成16年度国民健康・栄養調査報告」(厚生労働省)

図4

果物の世代別摂取量(1人1日あたり)[g(グラム)]

図4

資料:「平成16年度国民健康・栄養調査報告」(厚生労働省)

(文責 池上幸江)

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